ABOUT PROJECT

特許データベース(大容量データ)をオンプレミス環境からクラウド環境へリプレイス

株式会社発明通信社は、知的財産情報を通じてお客様の知財戦略を総合的にサポートする企業です。既存オンプレミス環境に格納していた特許情報データをクラウド移行するにあたり、現環境の調査・整理から方針策定、技術検証、データ移行までトータルで支援しました。

お客様HP:https://www.hatsumei.co.jp/

BACKGROUND AND PURPOSE

導入の背景と目的

株式会社発明通信社が提供する特許情報関連データは膨大であり、今後も線形に容量が増えていくことが想定され、サーバ増強や保守メンテナンスの手間・コストが年々嵩んでいく課題をお持ちでした。
オンプレミスサーバのリプレイス時期に伴い、コスト削減、メンテナンスの負荷軽減を目標に、クラウドサービスへコンテンツとデータ移行を検討されていましたが、技術的な課題やファイル数10億(容量:160TB)を超えるデータ移行は過去に事例がなく、実現可能な移行方法の検討から行う必要がありました。

ROLE

役割

データ転送サービス「Amazon Snowball」を提供しているAWSをクラウド基盤として採用しました。Amazon Snowballを活用することで、オンプレミスサーバからAmazon S3への大容量データの移行手段を確立しました。まずは、データ移行実施に伴い、現環境の調査から開始し、データ種別や配置先の整理を行うところから開始しました。現状調査完了後、Amazon Snowballを活用したデータ移行方式の策定や技術検証を実施。以下STEPを踏み、大容量データの移行を行いました。

STEP1)

社内NW環境にSnowballアプライアンスを接続


STEP2)

専用クライアントでSnowballアプライアンスにデータ転送


STEP3)

Snowballアプライアンスにデータ転送完了後AWSに返送


STEP4)

SnowballアプライアンスからS3にデータストア(移設)

 

 

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BRAND EXPERIENCE

導入による効果

課題となっていたインフラ環境の維持や今後も増え続けるデータの格納や処理に耐えうるインフラ環境を整備したことで、データ保全に関する運用負荷を軽減しました。
また、AWS Snowballを用いたことにより、160TB大容量データをセキュアかつ転送データの消失なく、スピーディーにAWS環境への移行を実現しました。

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OUTLOOK FOR THE FUTURE

今後の展望

今後は、蓄積したデータの有効活用とお客様の利便性を更に高めるために、データ受け渡しのAPI化や各種システムを連携したユーザインタフェースの統合などサービスの拡張を計画しています。