第一弾は商談議事録を読み込ませるだけでAIエージェントが必要情報をSFAへ自動入力。入力漏れや属人化を解消。今後は営業アシスト、案件登録といった営業業務全般の支援機能や、多言語対応で順次海外展開を予定。

IoTやAIなどのデジタル技術を活用して企業のデジタルトランスフォーメーションを支援するアジアクエスト(本社:東京都文京区)は、AIエージェントを搭載した営業支援サービスである「AQ-AIエージェント for Sales」の提供を発表しました。今回は第一弾として商談議事録を解析して必要項目を各種営業管理ツールに自動入力する機能をリリースします。
■ 本サービスの特長

本サービスは、営業現場の情報の管理・商談の属人化・多言語対応・人材不足といったあらゆる課題をAIエージェントを活用して解決することを目的にローンチされました。
■ リリース第一弾「商談議事録からSFAに必要事項を自動入力」
AIエージェントに商談の議事録を学習させることで、連携されたSFAへ情報を入力します。複数の商談担当者の独自な構成や言葉遣いであっても自律的に判断するため、必要項目を適切に入力することが可能です。
<現在のステータス>
- Salesforce、HubSpot、Kintoneに対応
- 日本語・英語に対応
- 最短1日で導入可能
将来的には、その他の営業ツール、より多くの言語へ対応範囲を拡大していきます。
その他詳細は弊社営業担当へお問い合わせください。
■ 導入効果
本サービスにより商談後の入力漏れを防ぎ、入力作業を大幅に効率化します。経験に依存しない均質な入力が可能となり、組織全体の生産性向上とデータ活用基盤の強化につながります。
■ 今後のロードマップ
アジアクエストは2025年内をマイルストーンに新機能を搭載していきます。
<2025年秋予定>
- カレンダー連携による会議用URLの自動発行
社内情報やお客様情報から会議の予定を提案し、自動で会議URLを発行。
- 議事録連携によるシームレスなCRMへの案件登録
案件登録や取引情報を監視し、AIエージェントが自律的に内容を判断して登録を提案。
<2025年冬予定>
- 次回営業アクションの提言/リマインド機能
CRM上のお客様情報やMAツールのデータから、次の営業アクションを提案し、必要なタイミングでリマインド。
- リアルタイムの営業アシスト機能
商談中の音声から必要情報がヒアリングされているかを判別し、不足項目をリアルタイムに提案。お客様課題に沿った過去事例や提案内容もリコメンド。
■ AIインテグレーターについて

アジアクエストは、DX推進に必要な技術を連携したソリューションと、業界知識を備えたビジネスエンジニアによる伴走支援で、お客様のDXを実現してきました。
生成AIの急速な普及により、「AIをどう使うか」は全企業にとって不可避の経営課題となり、少子高齢化や市場変化もAI活用を“前提条件”へと押し上げています。
こういった社会背景を元に、アジアクエストはAIオーケストレーションなど高度なAI開発を組み合わせ、システム統合を超えてAI戦略全体を最適化する「AIインテグレーター」としての社会的役割を掲げています。
2025年7月にはAI専門部署「AIテクノロジーマネジメント室」と「AIアクセラレーション室」を新設。顧客の業務変革と社内の生産性向上を加速しています。