ABOUT PROJECT

オペレーターの稼働時間の把握と
業務内容の可視化を実現

株式会社TMJ様はBPO (ビジネス・プロセス・アウトソーシング)事業を幅広く展開されています。多拠点で展開されているコールセンター事業でオペレーターの稼働時間と業務内容の正確な管理のため、サイコロ型IoTデバイス Smart CUBE(スマートキューブ)を活用した工数管理ソリューションを導入されました。

お客様HP:https://www.tmj.jp/

BACKGROUND AND PURPOSE

導入の背景と目的

これまで株式会社TMJ様のコールセンター業務における⼯数管理は、オペレーターがExcelマクロシステムに手動で登録していましたが、ディスプレイ上ウィンドウの切り替えの手間等により、正確な計測ができていないという問題がありました。そこで、オペレーターの稼働時間の把握と、業務内容の正確な可視化を目的に、2020年9月よりアジアクエストの開発したサイコロ型IoTデバイス「Smart CUBE」シリーズを導入しました。

ROLE

役割

アジアクエストはbeaconnect plusの導入選定から、現場環境構築、サポート保守までを対応しました。
サイコロ型IoTデバイス Smart CUBEは各面と管理したい作業内容を紐付けることで、使用者の工数を自動でデータ化し、集計するサイコロ型ビーコンです。そのため、紙やPCなど手動で都度入力する手間をなくします。また責任者が現場にいなくても、各担当者の作業状況や集計されたデータをbeaconnect plusのWeb画面上で可視化でき、作業者に対して適切なアプローチが可能です。
使いやすさを追求し、従来の六面体のSmart CUBEをTMJ様向けに十面体にカスタマイズしました。さらに、beaconnect plusの分析用管理画面を利用することで、オペレーター業務を可視化させました。

tmj_smartcube_image1

 

BRAND EXPERIENCE

導入による効果

社員にビーコンを持たせ、ゲートウェイ機器の近くを通るだけで入退社時刻が打刻され、自動的に勤怠を記録。
「beaconnect plus」はビーコンやゲートウェイ機器の管理も管理画面ででき、取得ログを既存の動怠システムと連携することも可能です。
結果として勤怠入力漏れやミスが減り、より適正な労働時間管理を実現しました。 
視覚障碍の方でも使えるように面のアルファベットは凹凸で表現されています。オペレーターは手元のSmart CUBEを自分の業務内容に紐づく面に転がすだけで、簡単かつリアルタイムに業務報告を行えます。
また責任者は、当社の提供するIoTプラットフォーム「beaconnect plus(ビーコネクト プラス)」のWebページ上で、各オペレーターの業務内容を一元的に把握することができるために、リアルタイムに適切なアプローチが可能になりました。

OUTLOOK FOR THE FUTURE

今後の展望

全国に広がる取引先企業において、取引先企業の承認を得ながら、同システムの拠点展開を検討していきます。

           
nomal_red_logo

アジアクエスト株式会社について

アジアクエストは、企業のDXを支援する「デジタルインテグレーター」です。通常のシステムインテグレーションだけではなく、お客様のDXを共に考えるコンサルティングから、DXに必要なデジタルテクノロジーを駆使したシステムの設計、開発、運用までを一貫して請け負います。
IoT、AI、Cloud、Mobile、Web、UI/UXの各デジタル分野の専門テクノロジーチームを有し、お客様のゴールに向けて最適なプロジェクトチームを編成します。DXに関する豊富な知見と幅広い技術力により、ビジネスモデルの有効性や技術的な課題を検証する為のPoCの実施やデジタルに対応した大規模なシステムの構築まで、スピーディーな対応が可能です。