Direct to Consumer
企業が自社で企画・製造した商品を自社のECサイトなどで直接顧客に販売するビジネスモデルのことで、”Direct to Consumer”の略。2000年代後半から米国を中心に発展してきました。Amazonなどの大手ECサイトを介さないため、中間マージンや手数料などの諸経費が発生せず、小売りでも少ロットでの生産販売が可能です。また、企業による独自のデータ収集ができるのでそのデータを元にしたキャンペーンや最適なサービスを顧客に提供することができます。
その反面マーケティング、顧客獲得、サイト環境の構築も独自に行う必要があります。背景にはインターネットの普及や新しいブランドを欲している世代の動きが顕著になり需要が増してきました。卸業者などを挟まず製造者が顧客に直接販売することがECサイトとの違いです。