鹿島建設が見据える建設DX
そしてデジタルツインの未来とは何か
2030年には世界市場で15兆ドルを超えると言われる建設市場。一方で、マッキンゼーなどの調査によれば、その労働者一人あたりの生産性は、世界平均37ドルに対して25ドル、世界平均の約67%に満たないと言われています。いわゆるConTechは、建設市場の生産性向上で見込まれる巨大な伸び代に向けた技術革新であり、その先には建設業界の価値創造プロセス変革、すなわち建設DXというパラダイムシフトがあります。さらに日本市場に限って言えば、少子高齢化に伴う労働人口の減少という課題があり、建設業界の効率化は待ったなしという状況にあります。
その中で、日本有数の建設会社である鹿島建設は、2018年に「鹿島建設スマート生産ビジョン」を発表しました。2019年には人・資機材をリアルタイムで可視化するK-Fieldをリリースし、2020年にはこれを3D化した3D K-Fieldによって建設デジタルツインのコンセプトを具現化。建設業界初のDX銘柄として東京証券取引所から認定されています。
今や建設業界のDXをリードする鹿島建設が見据える建設DX、そしてデジタルツインの未来とは何か? 鹿島建設、そして3D K-Fieldの開発を支援したアジアクエスト担当者をパネリストに迎えて、建設業界とデジタルの未来を議論する60分です。ご期待ください。
【アジェンダ】
- 建設DXの背景
- 3D K-Fieldとは?
- 鹿島建設株式会社の挑戦
- 今後 鍵となる技術/サービス
- 質疑応答
- 総括
※内容は変更となる場合がございます。
登壇者プロフィール
鹿島建設株式会社
建築管理本部 建築企画部 企画・管理グループ 課長
川島 慎吾
現場監督として複数の建設工事を経験後、支店管理部門にてCADや工程表ソフトなどの教育・普及展開を行うとともに、社内の基幹システムや建設現場ITツール等の開発を手掛けた。現在はR&Dにおける3D K-Fieldの開発責任者としてプロジェクトマネジメントを行う。
鹿島建設株式会社
建築管理本部 建築企画部 建築ITグループ 課長代理
天沼 徹太郎
2012年鹿島建設入社。入社以来建設業におけるICT活用を担当し、多くのシステム導入、システム開発に携わる。現在は建築管理本部において、建設工事の高度化のためのAI、IoTに関する技術開発を担当。さらに、建設工事の遠隔管理方法を実証している。また同社デジタル推進室においてスマートビル、スマートシティ事業など新事業の企画・推進業務も担う。
デジタルイノベーション部
IoT/AIソリューション1課マネージャー
菊池 啓介
新卒としてアジアクエスト株式会社に入社。鹿島建設と共同開発中の3D K-Fieldにおいて、スクラムマスターに従事。開発初期からチーム及びプロジェクトのマネジメントを行い、大規模にスケールさせた。現在は複数のチームを束ね、チームを様々な業務で支えると同時に、IoT/AIソリューション1課のマネージャーとしてメンバーマネジメントも行う。
アジアクエスト株式会社
執行役員CMO/DX戦略室室長
金澤 一央
大手GMS、インテグレータを経て、ネットイヤーグループ株式会社に参画。同社戦略プランナー、プロデューサーを経てアナリシス&オプティマイゼーション事業部長に就任。通算1,000件以上 のデジタル・マーケティング・プロジェクト(コンサルティング、制作開発、データ分析など)。2016年留学渡米に伴い同社フェローに就任。2019年にアジアクエスト株式会社DXフェロー兼DX Navigator編集長となり、その後、DX戦略室室長に就任。
建設DXから望む
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